出張スクール 訪問看護ステーションや 高齢者施設、自宅訪問される 看護師さんへ

足の爪、正しい爪切り、できていますか？

足の爪の分厚くなった肥厚爪や長く伸びすぎた爪、前の方にくるんと巻いていく爪や、色が悪く白い爪先がわかりづらい爪、などトラブルのある足爪の爪切りには、正しい判断と見極めがとても大切です。出血やケガをさせてしまうのではないかと不安で爪切りが怖い、そして、どこから手をつけて良いのかわかりにくい分厚くなった爪などを目の前にすると、難しいなと感じることが、現場にいると多々あると思います。

たかが爪、されど爪 命にすぐ係わることでは無い、と判断されがちな爪切りですが、それでも、人間、生きている間はどんな形であっても爪は伸び続けます。必ず爪切りをする機会は訪れます。

患者さまも看護師さん、介護士さんご自身も、安心して、ケガをすることなく、安全な日常生活を送れますように・・・

正しい爪切りをすることで、靴に当たって痛い、布団などに引っかかって爪が剥がれ出血することなく、快適に日常生活を送ることが可能となります。
一人ずつ性格が違うように、爪にも個性があります。正しい爪切りを学ぶことで、爪の性質が理解できるようになり、どのような爪に対しても取り組みがしやすくなります。
１０年後、２０年後の未来は、どの施設や機関でも、看護師さんや介護士さんが正しい爪切りができる、それが当たり前の未来であってほしいと願っています。